楽天市場のSPU大改悪で、買取屋販路せどりの副業は継続できるのか?

楽天



 11月1日、悪夢のような楽天市場のSPUの大改悪が発表されました。
 楽天では「ワンダフルデー」だったのに、全然ワンダフルな1日になりませんでしたね。




 今回の記事では、12月1日以降の「大改悪・楽天市場」において、買取屋販路をメインとしたせどり(副業)を続けていくべきかについて、考察をしてきたいと思います。



 結論、「あなたが、月3万円程度のポイント収入で納得できるなら継続」、です。



12月1日以降の楽天市場のSPUの大改悪の概要

 11月1日、楽天はSPUを12月1日から大幅に変更する旨を発表しました。


 最大SPUは16.5倍となり、現行の15.5倍から1倍上がっています。
 しかし、それぞれの付与ポイントが大幅に引き下げられています。





 また、「5と0の日」も改悪が行われます。 





改悪後の楽天市場のSPUのポイント還元について

 付与ポイントが大幅に引き下げられたことで、せどりを行う上でのポイント還元はどれほど変わるのでしょうか。

2023年11月までの楽天市場のSPU

 改悪前は、以下のとおり、月55万円までは12倍のポイントが付与されていました。
 ※私は「ひかり」と「トラベル」は達成していなかったので、SPUは10倍でした。


2023年12月からの楽天市場のSPU

 12月1日以降は、以下表のようになります。



 SPUを達成するためのコストを考えると、グレーで塗りつぶした項目は赤字になるため、達成は不要です(せどり関係なしに、自分にとって必要なサービスがあればもちろん継続)。



 そのため、赤字の「有効SPU倍率」がせどり基準になります。




2023年の楽天市場からの仕入れ収支を元に、新SPUで計算してみた。 

 新SPUを見ても、実際どれくらいの影響なのかよくわかりませんよね。


 そこで、実際の私自身の2023年10月の楽天仕入れの収支表を、新SPUをベースにして再計算してみました。


 現行のSPUをベースにした2023年10月の楽天の収支表

 楽天市場でせどり目的に仕入れた金額は、809,152円
 買取屋販路に販売した後の利益額は、95,252円(アップルギフトは等価交換として整理)



 55万円以上仕入れているため、楽天モバイルやプレミアムカードなどのSPUの上限獲得ポイントは、上の行でまとめて利益として出しています。



新たなSPU(実質有効倍率)をベースにした2023年10月の楽天の収支表

 楽天市場でせどり目的に仕入れた金額は、809,152円
 買取屋販路に販売した後の利益額は、49,172円(アップルギフトは等価交換として整理)



 55万円以上仕入れているため、楽天モバイルやプレミアムカードなどのSPUの上限獲得ポイントは、上の行でまとめて利益として出しています。
 5と0の日も1倍にしました。



 先に出てきた新SPU表のグレーの項目は達成していない前提です。



現行SPUと新SPUとで、収支を比較した結果

 収支(利益額)は、95,252円から49,172円へ、48%の減少です。



 ただし、10月はiPhone15の発売直後で、iPhone 15 pro/pro maxの買取価格が等価以上になってます。
 そのため、買取価格が等価を下回った場合、利益額は減少します。


まとめ:月3万円程度のポイント利益でOKなら、楽天市場→買取屋販路を継続

 以上のことから、12月1日以降の楽天市場において、これまでどおりに買取屋販路メインでせどりを行なっていく場合、約5万円程度の利益額は取れると想定されます。


 アップルギフトカードを除けば、約3万円程度でしょうか。



正直な感想:この改悪は、めちゃくちゃきつい

 正直な感想を言うと、買取屋販路メインの私にとって、50%の利益額減少は大打撃です。


 ツイッターを見ていると、「Pashaをはじめとしたせどり目的のSPU達成をしなくて良くなった」いう声もありましたが、そんなことより利益額が減少するという事実は強烈です。


 私自身はこれからどうするか:月3万円なら継続

 この改悪のニュースを聞いた時、週刊副業日記の終了と、買取屋販路せどりの終了を宣言しました。



 しかし、冷静に考えてみると、現段階で買取屋販路をメインとしたせどり以外の副業の柱が育っていないので、12月以降の楽天市場でも3万円を稼げるなら稼ぎに行くしかない、という気持ちになってきています(12月やってみてから、どうするかを最終判断します)。



 
 これに加えて、復活してきたヤフショ、Qoo10やらAmazonでの仕入れ、さらにはその時その時に開催されるさまざまなイベント(iPhone、TikTok、MajicaCP等)への参加を通じて、月5〜6万円程度の副業収入は維持していきたいところです。




 そして、一番大切なのは、本業でしっかりと仕事をして結果を残して稼ぐこと。



 本業で稼げないなら転職活動を行なって収入を増やす行動をすること。



 副業も、Amazon販路や海外輸出などの新たなチャレンジを行うこと。





 惰性でやっていた買取屋販路という「ぬるま湯」を抜け、本当に稼ぐための努力をしていかなくてはなりません。



 同じような境遇の人も多いはず、みんなで力を合わせて、前を向いていきたいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました